孫の小学校での読み聞かせばあば
都内の孫の小学校での読み聞かせでした。
3年生の長孫君のクラス。
低学年ではまだ少し早いかな?中学年になったら…と思っていた絵本「100年たったら」
広く乾いた草原で最後の生物となり愛し合っていたライオンと小鳥。
小鳥が死ぬ間際ライオンは小鳥に泣きながら聞いた。
「今度いつ会える?」小鳥は答えた。「100年たったら」
互いに様々な物に生まれ変わる。そばにいるのがその相手とは知らず…
波と岩 黒板とチョーク おばあさんと窓辺の花…
何度目かの100年が過ぎた時、ライオンは男の子に、小鳥は女の子として生まれた。
小学校の校庭で男の子は転校してきた女の子に巡り会う。
「あ、どこかで会ったことがあるみたいだ…」
読み終えた時、「このクラスにライオンと小鳥がいるかもね…」と言ったら、
クラスの皆が互いに顔を見合わせて、嬉しそうに恥ずかしそうに微笑みました。
担任の先生がわざわざ廊下まで見送りに出て下さり
「感動してウルウルしましたありがとうございました」と。
生まれ変わる…巡り会う…
信じることができたら、心が温かくなります。