読書の秋…音読のススメ
食欲の秋・お洒落の秋・スポーツの秋・行楽の秋・読書の秋…
皆さんは どんな秋をめざしますか?
「そういえば最近 本を読んでいないな~」と感じている方、多いのではないでしょうか?
「電車の移動中 昔なら小説を読んでいたけど、ここ数年 考えたら スマホでSNSのチェックばかりしている…」
心当たりありませんか?
「この秋は 是非 読書の秋に!」と思った皆さん、折角なら それを音読してみるのも オススメです。
音読は 実は 「アンチエイジング」にとても効果があるのです。
文字を黙読するだけなのと、音読するのとでは、脳の中の血流の状態がまるで違うのを御存知ですか?
黙読だけの時は、脳の血流は 文字を読む領域だけで上昇するのですが、音読をすると、脳全体の血流が増えるのだそうです。
音読は 文字を読んで、発声し、自分の耳で聞くので、五感をフル活用するのです。
黙読だけで学習するより 音読をして学習するほうが記憶の定着がより良いことも分かっています。
さあ、新聞のコラムでも 折り込み広告でも 小説でも エッセイでも、とりあえず 音読してみましょう!
★数文字先を目で追いながら とにかく つっかからずに 声に出して読んでみる
★よく通る声を探しながら お腹から 声を出す
★慣れてきたら、相手を想定し、伝わるように読む工夫をする
★間・緩急・高低・抑揚などを意識する
★イントネイションや無声化などにも気を配る
★感情を込めるもの 淡々と読んだ方がいいもの…朗読とナレーションの違いなどを考えながら 次第に読み分けていく
音読は 朗読にしてもナレーションにしても 奥が深いです。
「松坂貴久子きらめきサロン」の「トーキングレッスン」では、様々なシーンを想定しての音読レッスンを行っています。
慣れてきたら、老人施設などでの「朗読コンサート」で発表する機会もあります。
この秋からは、新たに 障害者施設でも 朗読コンサートを行わせて頂くことになりました。
自分が表現することで 誰かに喜んで頂ける…
毎回 とても暖かな時間が流れます。