「酵素」は何に含まれる?
前回のコラムで「酵素は身体のあらゆる化学変化の際に必要なスイッチの働きをしているけれど、身体に元々ある酵素も 日々作り出す能力も 年齢と共に減っていくので、意識して食べ物から摂り 自分の身体の中の酵素を減らさない努力が必要」とお話ししました。
もう少し詳しく言うと、酵素は 「消化酵素」と「代謝酵素」に大別されます。生まれながらに持っている酵素は30歳くらいまでは不摂生をしても結構保てているのですが、日々消化と代謝を繰り返すうちに 30代も半ばを迎える頃から どんどん減り始め、50代ではピーク時のほぼ半分に減ってしまうのです。
そうです。今までと食べる量は同じなのに 中年になって太り易くなるのは、まずは食べた物を消化酵素として使う必要があるので、代謝に回す酵素が足りなくなってしまうためなのです。
ですから、意識して食べ物から消化酵素を補うことで、自分の中の消化酵素を節約し、代謝に回す分を取っておかなければならない…ということなのです。 お分かり頂けたでしょうか?
それでは、消化酵素は いったい どんな食べ物に含まれているのでしょうか?
ズバリ 生の食材です!
特に 野菜やフルーツに沢山含まれています。また、発酵食品もしかり。
しかし 酵素はタンパク質の殻に覆われているため「熱に弱い」という特徴があります。
ですから、生 もしくは 低温で摂取する必要があるのです。
私の「女性きらめき術 酵素クッキング」では、「あれ?こんな物も生で食べられるの?」という食材や
美容健康にいいとされる巷で話題の食材を どんどんメニューに取り入れる工夫をしています。
今日は トーキングレッスンの生徒さんと結成している朗読ボランティアユニット「桜と猫とお陽さまと」の練習日でした。
私のレッスンでは 酵素クッキングレッスン以外でも 酵素スムージーや酵素スイーツ・酵素ランチなどをお出しして、
美容と健康にいいとされる食べ方の講義を含むようにしています。
練習の合間にお出ししたメニューは
★こんにゃく麺冷やし中華
★甘酒シトラスアイス
★メロン
★ミントティー
冷やし中華のトッピングには 生のエリンギが含まれています。
エリンギを生で?
そう!これがほくほくして美味しく、消化酵素がたっぷり含まれているのです。
市販の練りからしに えごま&アマニ油&はちみつで 独自の辛子を作るのも きらめき術ならでは。
甘酒は 常に手作りするのを習慣としているので、そこに 柑橘の皮を混ぜて冷凍すれば、いつでも手作りアイスが食べられます。
酵素ランチの後は、練習にも益々熱が入ったことは、いうまでもありません。
次回は、酵素栄養学で提唱する一日の生体リズム「ナチュラルハイジーン」についてお話したいと思います。