10月の宮崎行き その①
私の生まれ故郷 愛媛は「俳句県」として有名ですが、第二の故郷 宮崎は「短歌県」です。若山牧水が生まれた地であり、毎年「短歌甲子園」も開催されているんです。その審査員である俵万智さんは、かつて6年半宮崎に住んでおられました。
宮崎の歌人と言えば、若山牧水研究の第一人者伊藤一彦先生
俳優の堺雅人さんの恩師としても広く知られている方で、今年県民栄誉賞を受賞なさいました。

若山牧水と北原白秋は 同じ九州出身で 早稲田大学同期。今年生誕140周年なんです

それを記念するイベントに参加するのが、10月の宮崎行きの最大の目的でした。
私の朗読の生徒さんに 東京在住の鷺沼あかねさんという歌人 がいらっしゃいます。今回のイベント参加に際して短歌について色々教えて頂こうと 彼女になにげなく その宮崎在住の伊藤一彦先生の話をしたら、なななななんと 彼女は、伊藤先生から誘って頂いて短歌結社「心の花」に入り、宮崎歌会にもゲストとして度々参加しているとのこと

こんなピンポイントの偶然(私にはよくありますが 笑)流石に今回は驚きました

なら二人で宮崎に行こう

ということで、彼女が在籍するカルチャー朗読講座を終えて、そのまま羽田空港に向かいました。

演奏とトークと朗読と合唱が織りなす 牧水と白秋の世界…
合唱団スターウィンドの指揮は、夫の妹 安藤真奈美です。彼女は県内各地で沢山の合唱団を率いる音楽家。
夫一家は亡義父の転勤に伴い 夫が中2 妹が小6の1年間だけ、若山牧水が生まれ育った東郷という自然豊かで長閑な町に住んだことがあり、ステージでのその思い出話にしみじみとしました。
写真最右の方は、私が尊敬する フリーアナウンサーで朗読家の薗田潤子さん。夫が館長をしている県立芸術劇場の評議員も務めておられます。最近 やはり短歌をお始めになったとのこと…
「求めている人には出会いがある」と伊藤先生はおっしゃいます。素敵な方々と出会い そこから学び続けていきたいなぁ


