司会・ナレーション、話し方・スピーチレッスン、朗読教室、マナーレッスン、松坂貴久子

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松坂貴久子公式ブログ ~人生100年きらめき術~

輝く女性になるために。日常の出来事から、各講座の様子まで

8月25日 89歳の誕生日を迎えたお姑さんが、

31日 静かに眠るように息を引き取りました。

 

2018年早春余命3か月」と宣告されながら

4年半も 穏やかに過ごしてくれた母…

  

地元で義妹夫婦がしっかり支えてくれました。

親戚の皆さん達の輪と連携も 本当に心強い日々でした。

母の顔は眠るように本当に穏やかだったので

私達は 心を落ち着けて 悔いないお別れのために更なる結束。

 

義妹は、10個もの合唱団の指導をしている音楽家です♬

通夜葬儀では 彼女の演奏するピアノに合わせ、母が好きだった童謡や歌謡曲の歌詞を

私が朗読し、捧げました。

 

通夜では「シャボン玉」「ゆりかごの歌」「赤とんぼ」

葬儀では「川の流れのように」

 

式の直前に1回だけ合わせただけでしたが、阿吽の呼吸でした。

後で皆さんから「思わず拍手喝采をしそうになった(笑)」と言われたほど…

きっと義母が 棺の中からパワーを送ってくれていたのでしょう。

これほど「朗読をやっていてよかった💕」と思ったことはありません。

 

スクリーンから流れる思い出の写真に合わせ 司会の方に  私が作成した「 義母の生涯を 読んで頂きました。

 

昭和8年8月25日 延岡市で生まれた女の子は「瞳」と名付けられました。

その名の通り、つぶらな瞳で 穏やかな笑みを絶やさない女の子。

妹と二人「美人姉妹」と言われ 明るい女性に成長します。

高校卒業後 国鉄に就職。

22歳で 教師だった松坂数男とお見合いで結婚。

おしどり夫婦でした…

2人の子供 4人の孫、

夫に先立たれた寂しさを乗り越え 3人の曾孫にも恵まれました。

余命3か月と宣告されながらも 穏やかに過ごした4年半の日々…

89歳の誕生日を迎え、8月31日 静かに眠るように息を引き取りました。

本当に 今もまるで 眠っているようです…

 

義妹の合唱団「スターウインド」の皆さんが 祭壇に向けて 捧げてくれた歌声は 圧巻でした♬

 

心配された台風11号の影響は 不思議なほど全く無く

大好きだったピンク色の花々で飾られた祭壇 桜模様の棺の中の母は本当に美しく

14年前から天国で待っている父の元へお嫁に行く まるで花嫁のようでした🌸

 

全てを終え 斎場でバスに乗り込んだ時に 目の前に広がっていたのは

仲良く並ぶ2本の椰子の木と可愛い青雲…(思わず あのお線香の歌を口ずさんだほど♬)

父が喜んで迎えてくれたのだと感じました。

 

どうか 見守っていて下さい 💕

 

 

 

 

 

 

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