第14回朗読アラカルト出演
一昨日の日曜日は、麻布区民ホールで開催された NPO朗読文化協会主催の「第14回朗読アラカルト」に
出演させて頂きました。
思えば今から4年前の2017年12月、たまたま知ったこの朗読会を聴きに行って
「いつかあの舞台に立ちたい!」と思ったのです。
2018年春から 地元のカルチャーセンターで朗読講座を持つようになり
2019年秋にはNPO日本朗読文化協会の一員になりました。
2020年の「朗読アラカルト」はオンラインでの出演でした。
そうして迎えた2021年の冬…
カルチャーや自宅サロンの生徒さんが 埼玉や千葉から20人近く駆けつけて下さいました!
選んだ題材は 江國香織作「冬の日、防衛庁にて、」
冒頭はこんな文章です。
「ビルのすきま、細い路地の一本一本にも冬のひかりがたっぷりとみち、
寒いけれど美しい午後、私は教えられたとおりの道を歩いた。
日曜日、真昼の防衛庁界隈はしんとしている。」
かつて防衛庁があったのは今の東京ミッドタウン。会場の目と鼻の先…
そして一昨日は この文章と同じような天気の冬の日曜日で、私の出演は真昼でした。
登場する二人の女性の気持ちが痛いほどわかる気がしました。
朗読は 決して上手に音読をすることではなく
内容をただしっかり伝達することでもなく
「この本を 私はこう読み解きました」と 立体的に表現していく作業なんだと、改めて実感しました。
まだまだこれから…学ぶべきことだらけです。
終了後、まだロビーに残っていた 同じ師匠の元で学ぶ先輩や仲間と記念撮影。
「大人の部活」は「人生100年時代」の何よりのアンチエイジング!!!