画面に映る故郷・・・
テレビの画面を通して故郷の風景に会えるのは また格別の感慨がある。 11月10日(土)19時半からのNHK、コロッケ司会の「ごきげん歌謡笑劇団」は 故郷 八幡浜市の会館から公開録画。 先日司会を務めた 八幡浜高校関東同窓会で 皆さんに宣伝して以来、放送日が とっても楽しみだった 氷川きよし 長山洋子 グッチ裕三 榊原郁恵 ・・・ 出演者も超豪華! 舞台での時代劇の後 「なんでだろう~」のコンビが 八幡浜で「しりとり」レポート! みかん 八幡浜ちゃんぽん じゃこ天・・・あらら、どれも「ん」で終わる(**) そして てやてや音頭 → ど~や市場 で何とか終了! 「てやてや」とは、魚市場での掛け声「てやてやてやてや~」から名付けられた。 毎秋10月18日に開催される「みなと祭り」に欠かせない音頭。 2000人もの人が思い思いのチームを組んで踊り歩いて優勝を競う。 その「てやてや踊り」の練習風景をレポートするのに向かった先は 何と私の大親友も所属する「浜桜」というチーム! 今年の秋のみなと祭りで 6年連続優勝を果たしたそうだ(^^)v 親友が踊っているところも 映っていた この八幡浜市は 私の通った高校のある町。 私が育ったのは、隣町の西予市三瓶町。 私の大好きなNHK BSプレミアムの番組に「火野正平の心旅」がある。 視聴者からの手紙に書かれた心の風景を 火野さんが自転車で訪ねてくれるのだ。 この秋からは 近畿~四国~中国~九州~沖縄へ・・・ 夏に愛媛の御便りも募集していた。 段々畑とリアス式海岸の あの風景を見たくてよほど手紙を出そうかと思ったくらい(*^^*) 10月22日からの週がいよいよ愛媛に突入で、月曜はその週の総括! な~んとなく近くを通るな・・・とは思っていた。 火曜の朝、私の目に飛び込んで来たのは 夏に御便りしようかと思っていた まさにその風景だった! 宇和島から列車に乗り 卯之町駅(西予市宇和町)に降り立つ。 宇和は私が生まれた町。そして今 母が通院している町。長閑な田園風景が広がる盆地だ。 そして山道をくねくね海の方へ下ると 私が物心ついてからずっと育った三瓶町・・・ 大街道を自転車でアーケードに向かう火野さん。 丁度 秋祭りの日だったらしく、沿道には賑やかに屋台が軒を連ねている(@@) オオタニ近くの「じゃこ天」のお店に入っていく火野さん・・・ 「まあ、はいんなはいや はいんなはいや!」お祭りの客準備が整った広間には 三瓶の人がもてなす時は決まってこれ!という 皿鉢料理がずらずらずらっっと並んでいる。 親戚のおじさんのように奥まで入り じゃこ天をほおばる火野さん。 帰りに 地元の役場(西予市役所の三瓶分所)に勤める はるかちゃんが 満面の笑顔で「火野さんバイバイ!」と見送っていた。 はるかちゃんは 知り合いの清水家の娘さんだ。 「笑うと目が縦になるな~」と火野さんにつっこまれながら 「みんなに言われます」(笑)と陽気に返すはるかちゃん。 可愛い三瓶小町だな・・・ 自転車部隊は 海沿いを南へ 三瓶町の最南端 下泊を超え お隣 明浜町の田之浜へ・・・ この海のきらめきだ! 町で「女性として最初の自動車運転免許取得者」となった母がピアノのセールスで 走り回った風景。 出かける時 母は決まって「きいちゃん、乗ってく?」と声をかけてくれた。 小学生の私は よく 助手席にちょこんとすわった。 きらめく海は 故郷の温かさと 未来への希望の象徴だった・・・ 私の心の風景の「ど真ん中」を自転車で駆け抜けてくれる火野さん、 ツイッターで呟いたら、プロデューサーさんがすぐに返信を下さった。 18年しか暮らしていないのに、それ以降の人生の方がよほど長くなったのに どうして故郷は こんなにも 心を占めているのだろう