ちいさな朗読会
1月、内幸町ホールにて開催した「Tea Time 朗読会」
その主催者で舞台監督をして下さった私達の師匠 河崎早春氏が、おひとりで「ちいさな朗読会」を開かれました。
1月の出演者達、すっかり部活の乗りで連携バッチリになったので、受付やお茶係などのお手伝いをさせて頂きながら、
素敵な朗読会を堪能してきました。
場所は、西麻布の根津美術館のお隣。建築家 アントニン・レイモンド氏が 昭和29年に カニングハム女史のために建てた
個人のお宅で、文化財にもなっています。
椅子やテーブル 調度品に至るまで、当時のままの状態で保持されています。
カニングハム女史は、日本の青少年に本物の音楽を聴かせたい…ということに生涯を捧げた方で、
この居間ではホームコンサートなども開かれていたそう…
どおりで、二階の桟敷席や階段席など、とっておきの場所があるんですねえ♥
朗読を共に学んでいる素敵な大先輩が、カニングハム女史のエッセイを朗読して、会は始まりました。
河崎氏の朗読は、まるで一人芝居か短編映画を見ているかのよう。
どの作品も、朗読をしている というより 登場人物が まさに現実に そこにいるかのような錯覚を覚えさせるものでした。
当時のままのベーゼンドルファーのピアノを弾きながら朗読する姿は、カッコ良すぎ!!!
いつか このような場所で「語る側」になれるよう…夢は広がります!!!