朗読教室・司会・ナレーション・話し方レッスン・マナーレッスン、松坂貴久子

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その作品が映画化もされ 世界的な人気を誇る絵本作家 宮西達也さんをご存知でしょうか?

「日本一の読書のまち」宣言をしている我が三郷市で、2月11(土㊗)

「絵本を楽しむ講演会 by   宮西達也」が開かれ、

僭越ながら 私が司会を務めさせて頂きました。

 

主催は 絵本図書館ネットワーク

 

講演会というから堅苦しいものかと思いきや、「子供連れ参加可」というだけあって

幼児達も本当に楽しそうな あっという間の2時間半でした。

宮西さん登場の前に、絵本読み聞かせ講師 上甲知子さん

「絵本を楽しむワンポイント講座」

 

講座というから 読み聞かせの蘊蓄をあれこれご教示されるのかと思いきや

これが楽しいのなんの!!

 

あくまで自然体で、会場の皆さんと対話しながら 絵本をめくり お話を進めていくのです。

 

それは、絵を媒介をした 心のキャッチボールでした。

聴き手に委ねて 引き出していく様は やはり読み手の人間性のなせる技。

読み方が 上手い下手は 問題ではないのです。

 

そしていよいよ宮西さん登場!!

演題は「ニャーゴのやさしさ ティラノのおもいやり」

まあ~~~エネルギッシュなこと!!!

宮西さん自ら 沢山絵本を読んで下さりながら 笑いを交えた軽妙なトークで

講演が進められていきます。

 

途中で観客を指名し壇上に上げて読んでもらうコーナーまでありました。

 

 

宮西さんはおっしゃいます。

人間大切なのは「やさしさ」「おもいやり」そして「一生懸命」

 

宮西さんの絵本のキャラクターが 皆 そうなのです。

力の強い凶暴なものが、小さな生き物の純粋な優しさに心動かされ一生懸命になるうちに 

いつの間にか やさしく 思いやりのあるものに変わっていく。

無心に相手を信じる心が 相手の本来の良さを引き出していく…

 

ニャーゴもティラノも 健気で愛らしくて仕方ありません。

 

そして 宮西さんご自身が「やさしさ」「おもいやり」そして「一生懸命」の方でした。

 

私が「質問コーナーを設けさせて頂いても良いですか?」とお願いしたら

即 快く引き受けて下さり、終了予定の10分前にしっかり終えて下さり

質問コーナーが始まりました。

 

小学生からも大人の方からも積極的に手が挙がり 会場が盛り上がったことは いうまでもありません。

◆どうして絵本作家になろうと思ったんですか?

◆いつやめるんですか? 大爆笑

◆宮西さん自身が子供の頃 心に残っている絵本は何ですか?   答 「ちからたろう」だそうです…

etc.

 

絵本は 子供のためだけのものではないことを改めて感じました。

そして「読み聞かせ」と「朗読」の違いも 改めて感じることができた一日でした。

 

絵本読み聞かせ講師の上甲知子さんが、この日のことをブログに書いて下さいました。

https://ameblo.jp/osekkainaobasan/entry-12789369432.html

 

 

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