形見分け と 炉開き
昨日の茶道は「炉開き」でした。
この秋は、お稽古に毎回 義母から譲り受けた着物を着ています。
義母は 親友に着物屋さんがいらしただけありました…
私は 義母と体格がほぼ同じ。
実の娘である義妹と「形見分け」で色々見ましたが、彼女は長身で どれも寸足らず(;’∀’)
「キクちゃんは 茶道や朗読で使えるから どうぞどうぞ!!」と言ってくれたのです!!
従姉のお姉さん達にも貰って頂けたし、義母も喜んでくれていることでしょう。
普段のお稽古は「小紋」を着ますが「炉開きは茶道のお正月」
昨日は「抱き茗荷」の紋の付いた「無地の着物」にしました。
さあ、炉開き!
師匠のお宅はマンションですが、茶室に炉を切っているのです。
床の間の軸は「開門多落葉」
秋が深まってきたことを感じます。
初夏に摘んで寝かせていた新茶を この日に初めて使う意味の茶壷も飾られていました。
炉開きの菓子は「亥の子餅」
多産のイノシシの子供である「うり坊」に見立てた「亥の子祝い」です。
お稽古の後 炉開きでは毎年 師匠が「けんちん汁・きび御飯・お汁粉」を振舞って下さいます。
季節を愛で、所作も心も清め 丁寧に暮らす…
心がけていきたいです。