朗読指導者養成講座~深く考える~
昨年9月から1年間の予定で、月1回ペースで始まった「朗読指導者養成講座」
全国各地から熱心な20名の受講生が集います。
私などが一員に加えて頂き、本当に光栄で 身の引き締まる思いで 毎回参加しています。
2月最後の土曜日は、丁度折り返し地点となりました。
講師は、ドキュメンタリー番組を数多く手がけ、ギャラクシー賞を なんと9回も受賞している
テレビディレクター 渡辺考氏。
「待つ力」「うまくいかないことも楽しむ」etc.
表現をするに当って宝物にしたい 数々の言葉を頂きました。
「人間賛歌」をベースに、数多くの 戦争を題材とする番組を
手がけてこられましたが、今またウクライナで…
何ができなくても、そのことを深く考えたいと思いました。
昨日は 先日買ってあげた自転車に 長孫君がスイスイ乗り
お兄ちゃんからのお下がり補助輪自転車を お孫ちゃんがルンルン乗る姿を
見せて頂きに(笑)行きましたが、
この子達が これから生き抜いていく世界が、どうか素晴らしい物でありますように…
渡辺氏の言葉が胸にささりました。
「傍観者でいること、思考停止の状態で止まるのはたやすく居心地もいい
しかし、それでは現実と切り結びながら生きているとは言えず
結果として自分も世界も変わることはない
いま起きていることにしっかりと向き合う
そして言葉の力を信じて
前を向いて言葉を放ち続けることが大事」