故郷からの便り~愛媛県人~
晩秋から初冬の気配に変わってくると、故郷の景色が恋しくなります。
私の故郷は愛媛。
スーパーに蜜柑が並び始める季節ですが、私は決して蜜柑を買いません。
愛媛県人の「あるある」かも知れませんが???
蜜柑は「買うもの」ではなく「貰うもの」という感覚が、幼い頃から染みついているのです(笑)
もう実家も無い故郷ですが、今年も親友から極上の蜜柑が送られてきました。
外皮も内皮も超薄くて密着していて濃くてあま~~~い💕
まさに 日本一の味です💕💕💕
そしてほぼ同時に 別の親友から、愛媛のこの時期ならではの風習「亥の子突き」の動画が
送られてきました!!
先日「茶道の炉開き」で「亥の子突き」の思い出を投稿しましたが、
考えてみたら18歳で故郷を離れて以来、帰省は専らお盆かお正月。
この時期の故郷を、私は、知らないのです…
イノシシは子沢山!子孫繁栄と 収穫の時期 豊作を願い
亥の月 亥の日に イノシシの子供(ウリ坊)に見立てた石を
地元の子供達が地面に突きながら家々を練り歩き 御祝儀を貰う風習。
まるでハロウィンですね💛
昔は男の子だけに許されていた突き手ですが、
少子化に伴い 今では女の子も参加しているそうです。
更に「イノシシは火に強い」ことから 茶道の炉開きだけでなく
この日に「炬燵開き」をする風習も 故郷では残っている…と 親友は教えてくれました。
18歳で田舎を出て その何倍も首都圏で暮らしているのに、
刻み込まれている「愛媛県人」という思い。
蜜柑の季節を迎える度 褪せるどころか強くなるのが 不思議です…