母の引っ越し(2)
「人が最後に持って行けるのは、集めたものではなく与えたもの」
田舎を引き払う母の手伝いに帰省していた1週間は、そのことをまさに実感した日々でした。
毎日笑ったり泣いたりしながら 親しかった皆さんが 次々とお別れの挨拶に来てくれ、
私がCMナレーションをしている「ハタダの御栗タルト」も100軒何とか配り終えました(^^;)
引っ越し作業は 近所や母の同級生のおばちゃん達がどんどん手伝ってくれ
「ガランとしたら淋しいだろうから」と花籠を持って来てくれる人や朝昼晩と手作り料理を差し入れてくれる人…
みな口々に 「さっちゃんにはそれ以上のことをしてもらったから」と言ってくれます。
引っ越し荷物を出した最後の夜は、私の高校友達がミニ同窓会を開いてくれました。
奇しくもその日は母校八幡浜高校の同窓会総会! そこで「私の近況」を寄稿した同窓会会報が配られたとのこと…
ミニ同窓会のお店に到着すると、そこにはなんと同窓生でもある市長の姿が!!! 関東同窓会にも毎年出席して下さるので顔見知りです。
そしていよいよ出発の朝! 町で唯一のホテルの前には、信じられない光景が広がっていたのです!!!
母を見送るために集まってくれた人の数 なななんと60人!
更に隣町にある駅まで見送りに来てくれた私の友達!!! ありがとう。ありがとう。ありがとう。