長孫君の小学校読み聞かせ
日頃から「朗読の題材」との出会いを求めている私ですが、「読み聞かせの題材」にもアンテナを張っています。
朗読コンサートグループ「桜と猫とお陽さまと」の代表ということもありますが、都内に住む孫達の小学校の読み聞かせ隊の一員だから
先日、とっても素敵な絵本に巡り合いました。
「あめだま」
ひとりビー玉で遊ぶ内気な少年 ドンドンが駄菓子屋さんで見つけたものは、ビー玉によく似た「あめだま」
ひと粒、口に放り込んでみると……
聞こえてくる???目の前の物や動物や人の内なる声
作者は 韓国で大人気の絵本作家、ペク・ヒナさん。「絵本」といっても絵ではなく、ヒナさん自身が制作した粘土人形の写真。
背景もつくり込み、アニメーション技法で 撮影も全てひとりでやるのだそう。
秋の風景が目と心に染みます。
内気な少年が変化し、ついに自分の心を声に…
これに決まり
先日 長孫君のクラスに行ってきました。
みんなすごおく喜んでくれました。
肝心の長孫君も ホッとしたような晴れやかな表情。
そうなんです。
2年生になり、絵本を楽しむ以前に「ばあばの読み聞かせがクラスメイトにどんな風に受け入れられるか」の方が気になるみたいで
1年生の「ばあばが来てくれて ただただ嬉しい」お孫ちゃんより、やはり少し大人びて…
週末、映画と散髪にやってきた長孫君に
「この前の絵本どうだった?」と聞くと
「まあ…よかったんじゃない?」
例の「あめだま」を舐めて、本当の心の声が聞きたいなぁ(笑)